SSブログ

自己依存型人材 [起業]

Microeconomicsの開始まで、
自分が過去読んだ本などを読み返しています。
ひとつにはMBA取得に向けて自分を奮い立たせる為、
もうひとつには自分が将来やりたいことに向けて、
あらためて知識を身につけていく為です。

そんな中でも福島正伸さんの本には影響を受けています。
Entrepreneurial Processという科目の中で
福島さんの登場するビデオ講義があり、
「この人の言っていることおもしろいな~」と思って、
購入した本が「起業家精神」という本でした。
1年半ほど前にAmazonで購入してそのままになっていましたが、
あらためて今読み返しています。

早速すっかり忘れていた言葉の中で心に響くものがありました。
-----------------------------以下引用-------------------------------------------
自立型人材とは、人間中心の発想に立つ人材像であり、
依存型人材とは会社中心の発想に立つ人材像です。

それぞれの特徴を具体的にみてみると、まず、自立型人材の特徴は、
以下の五つにまとめることができます。
●自己依存-他に期待せず自分自身に期待する。
●自己管理-自らの可能性を最大限に発揮する。
●自己責任-問題の原因は自分自身にあると考える。
●自己評価-自分が納得いくまでとことんやる。
●他者支援-他人を信頼し支援する。
一方、依存型人材とは正反対の五つの特徴を持ちます。
●他社依存-他に期待して生きる。
●他者管理-与えられたことを確実にこなす。
●他者責任-問題の原因は状況や他人にある。
●他者評価-他人に認められるために働く。
●自己利益-自分の利益のために他人とつきあう。
引用ここまで---------------------------------------------------------------------

今の自分が「依存型人材」となっていないか、
正直ハッとするところがありました。
自分自身としては「自立型」というよりも更に一歩進み
「自律型」自立しているだけでなく、自ら考え、自ら行動することのできる人材と
なることを目指す必要があると思っています。

仕事が忙しい、周囲が認めてくれない、等々・・・。
置かれた状況、思うところはあっても、今起っていることを決めているのは
自分自身の思考・行動であり、自分自身の都度の選択の結果です。
あらためてこの言葉の意味を考え、
日々の自分の行動を変えていきたいと思います。


起業家精神―不可能を可能にするバイブル

起業家精神―不可能を可能にするバイブル

  • 作者: 福島 正伸
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本



タグ:起業 書評
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

起業家倫理 [起業]

New Venture Creation(J.Timmons、千本倖生・金井信次訳)によれば、
ハーバード大学総長のデレック・ボックの言葉として、
「倫理は教育機関で教えることができ、また、教えなければならない」と
紹介している。
また、ハーバード・ビジネススクールでは第一学年生時に
「経営意思決定と倫理的価値」という講義を受講しなければならないらしい。
このコースの役割について、
「誠実の精神を持つ若者の倫理と経営上の市決定とを結びけることだ」と
紹介されている。

EP(=Entrepreneurial Process)の日本語版教科書を読み進めるにあたって、
若干違和感を覚えながら、このあたりの下りを読み進めていた。

このこと自体は否定されるものでもないし、
考えれば考えるほど、また米国の企業社会が置かれた環境を考えれば、
必要なのかもしれない。
また、こうやって途中まで日本とは縁遠いものとして直感的に捉えていたが、
必ずしも日本企業で働く者にとっても、
経営上の意思決定とまではいかなくても
企業活動上の利害関係と実務者としての判断についても
全く無縁ではないことに気付いた。

それを法律によって律するのが米国系企業の考え方であり、
どちらかといえば個人の倫理観に任せてきたのが多くの日本企業だったのではないか。
後段教科書の中でも述べられていたように法的環境や目的と手段の問題、
例えば高潔な目的はいかなる手段をも正当させるかどうか、
道徳的な目的のたえに日道徳的な手段を使うことが目標を誤らせないか、
という問題を考えれば、起業家活動と倫理の問題については、
避けて通るのではなく、体系化されて教育されるものであってもよいのではないかと
いう思いもしてきた。

むしろこれまで日本企業がとってきた終身雇用制など
長期的に個人が企業に対してコミットし、
その中で企業活動が行なわれている環境下で育った人たちにとっては、
今後益々企業の社会的責任が重要視されるビジネスの環境において
これらの企業活動と倫理の関係については、
明快に筋道だてて教育を行なう必要があるのではないか。
そんな気もしてきた。

今日は学んでいて感じたことの記録として・・・。
タグ:MBA
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

起業家の社会的使命 [起業]

週末ということで録画していた
日経スペシャル「ガイアの夜明け」を見た。
企業の社会的貢献という内容の特集だったが、
紹介されていたのは独自の水の浄化剤を使って
発展途上国の生水を安心して飲めるようにする事業に取り組んでいる
日本ポリグル http://www.poly-glu.com/
納豆の成分を活用した浄化剤によって
濁った生水を綺麗な水に変えることのできる浄化剤を
開発している企業だ。
http://www.poly-glu.com/pdf/20080603gaia.pdf

自分の勤め先でも最近は社会貢献活動に力を入れているが、
CSR、企業の社会的責任などと言われると、
どうしても下心的な印象や胡散臭さを感じてしまう。
企業活動で利益のないところに社会的責任も何もないからだ。

しかし、この企業の会長は、事業活動として社会的貢献を行なうことの
重要性について番組でも述べていた。
利益があるから途上国に対して格安で浄化剤の提供が出来る。
しかし、一方で「世界にすぐに駆けつけたい」という熱い言葉や
同社HPで示されている
「世界中の人々が生水を安心して飲めるようになることが
 私たちの使命です」
という言葉には強い共感を覚える。

起業家について学ぶとき、
「ひとつでもよいから社会的な使命を持つことが必要」
とよく語られる。
この番組を見て、その重要性を一層強く感じた。
自分が起こした会社の技術を通じて
何らかの形で社会に貢献しよう、
社会を変えよう、
そんな想いがなければ起業家はつとまらないだろう。
いかに自分の起こす事業に付加価値をつけるか、
更にその事業を通じてどうやって社会貢献するか。
そんな想いがなければ起業家はドライブされないだろう。

今自分自身が起業したいと思ったとき、
金儲けだけでなく、何らかの形で社会貢献しようと思えるか、
それが起業家の成否をわけるものなのだろう。

今自分自身にそれが何かと問われれば、なくもない。
起業をイメージするようになってから考えていること。
それは自分自身の生まれ故郷に対して
起業を通じて何らかの貢献が出来ないかということ。
高齢化の進展する故郷に、
雇用創出、観光需要創出など何らかの形で恩返しが出来ないか。
そんなことを考えるようになっている。
あと数年の間にそんな自分のイメージを現実のものとすべく
今学んでいることをしっかりと見につけていきたい。
タグ:MBA 起業

起業家について思う ~②目標設定~ [起業]

引き続きEntrepreneurial Procrssの講義番組を見ている。
「事業を起こす着想と起業家精神」の中で起業家の条件について
「目標設定」の観点から触れられている。

以下要旨---------------------------------------------------------------------

まず、やること、期限を決める。
そして何年何月に何をやるか、1週間単位で決めていく。
これを5年間分やる。

オリンピックで金メダルをとろうと思えば、
目標を設定し、現状と照らし合わせて、何をすべきか考える。
「たられば」を考えていては駄目。
お金があったら、時間があったら等・・・。

自分にあったやり方、自分の持っていること、
現状から目標の達成に向けストーリーをたてる。
考えないと出て来ない。

夢を阻むのは自分だけ。
そして夢はいくつでも持てる。
これから起こることを乗越えることを決意すべき。
出来そうもなくてもやれるか?
覚悟を決めたらどうしたら出来るかを必死に考える。
他人から見て「まさかそこまで」という位までやる。

ここまで------------------------------------------------------------------------------

自分自身も数年前から5年間の目標を定め、
毎年、毎週、毎日更新し、その日やることを決めている。
元旦には「新年の計」をたて、その目標の見直しを行なっている。

しかし、この講義を見て、あらためて
自分自身の目標の甘さに気付いた。

番組終了後、自分自身の手帳を見てみると、
5年間、年間、毎週、毎日
どれもその時期に「やるべきこと」や「起こること」しか
書いていないのだ。

確かに期間中達成すべきことについて
記載されているものの、本当に自分自身がやりたいことになっていない。
現状を踏まえていつのまにか達成しやすい目標しか記載されていない。

自分の夢をどれだけ具体的に定め、
それを達成する為の覚悟が出来るか。
若干宗教的・精神論的に聞こえるきらいもあるが、
世の中で事業を成し遂げようとする者は
これだけの強烈な使命感を持ち続ける必要があるのだろう。

そして夢を持つだけではなく、
具体化するための計画をたてること。
それが年・月・週・日単位で手帳に記載されるべきものだ。

5年後の自分を今一度思い浮かべ、
何をしたいのか、何が夢なのか、
今一度考え直す必要を感じた。
このGWという貴重な時間を活かして、
今一度自分の夢・目標を考え直したい。
タグ:MBA 起業
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:資格・学び

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。