島田雅彦「悪貨」を読む [読書]
- 作者: 島田 雅彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: 単行本
知人からすすめられて島田雅彦さんの「悪貨」を読みました。
特にこれまでファンということでもなかったのですが、
ストーリーの軽快さ、スピード感が自分の性に合っているのか、
読み始めると一気に最後まで。
難しい理屈抜きに最後まで楽しめる一冊でした。
ホームレスがある日大金を拾うが、
それは精巧に作られた偽札。
その背後にはグローバルな資本主義を超える社会を超える社会を目指す共同体
「彼岸コミューン」が存在する、というものです。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を何度も思い浮かべながら、
あっという間に読み終えました。
おススメの一冊です。
しおりが「偽札」になっているのも遊びゴコロがあってなかなかです。
タイトルを見て気になっていた「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」 [読書]
間違えて本文書き始める前に投稿してしまいました…。
「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」を購入しました。
何だか逆説的なタイトルですが、そのタイトルを見たときから気になっていました。
まだまだ読んでいる途中ですが、筆者がソニーで感じた閉塞感と
自分自身が仕事で感じるそれが重なる部分もあります。
以下引用------------------------------------------
「勝つためには手段を選ばず」的な志の低い企業行為の数々。
時代感覚をなくして世の中のメガトレンドに疎く、
プライドやビジョンや技術を軽視した保守的な言動。
幾多の実績を挙げた功労者や自らリスクを取る挑戦者たちを極端に祖末に扱い、
しかもそれをなんとも思わない無神経な人々の横行。
新しい企業価値を生み出すことに賭ける腹の据わった度胸と忍耐力の欠如。
見苦しい嫉妬と足の引っ張り合いやモラルハザードが日常化した結果、
内向きに消費される無駄なマイナスエネルギーの極大化。
当時、私が感じていたソニー社内の実態は、
まさに目を覆うばかりの惨憺たるものであった。
引用ここまで----------------------------------------
これってソニーだけの話ではなく、多くの企業でも同様の状況があるのではないでしょうか。
まだ途中まで読んだ段階なのでこれからどう展開するのかわかりませんが、
単なる「ソニー内情の暴露」的なものではなく、
筆者のソニーに対する愛情が文章からもそのタイトルからも伝わってきます。
まだレビューとも言えない、冒頭を読んだだけの感想で大変恐縮ですが、
ファイナンスの勉強そっちのけで読み進めてしまいそうな一冊です。
「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」を購入しました。
- 作者: 辻野晃一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: 単行本
何だか逆説的なタイトルですが、そのタイトルを見たときから気になっていました。
まだまだ読んでいる途中ですが、筆者がソニーで感じた閉塞感と
自分自身が仕事で感じるそれが重なる部分もあります。
以下引用------------------------------------------
「勝つためには手段を選ばず」的な志の低い企業行為の数々。
時代感覚をなくして世の中のメガトレンドに疎く、
プライドやビジョンや技術を軽視した保守的な言動。
幾多の実績を挙げた功労者や自らリスクを取る挑戦者たちを極端に祖末に扱い、
しかもそれをなんとも思わない無神経な人々の横行。
新しい企業価値を生み出すことに賭ける腹の据わった度胸と忍耐力の欠如。
見苦しい嫉妬と足の引っ張り合いやモラルハザードが日常化した結果、
内向きに消費される無駄なマイナスエネルギーの極大化。
当時、私が感じていたソニー社内の実態は、
まさに目を覆うばかりの惨憺たるものであった。
引用ここまで----------------------------------------
これってソニーだけの話ではなく、多くの企業でも同様の状況があるのではないでしょうか。
まだ途中まで読んだ段階なのでこれからどう展開するのかわかりませんが、
単なる「ソニー内情の暴露」的なものではなく、
筆者のソニーに対する愛情が文章からもそのタイトルからも伝わってきます。
まだレビューとも言えない、冒頭を読んだだけの感想で大変恐縮ですが、
ファイナンスの勉強そっちのけで読み進めてしまいそうな一冊です。
FM参考書とあわせてアル・ライズの本をオーダー [読書]
先日の日記にも書きましたが、FM(=Financial Management)の全体像理解を深めるため
日本語の参考書でもう少し知識を補足しておく必要があると考え、
「モレなく網羅している」と評判のグロービスMBAファイナンスを購入しました。
![[新版]グロービスMBAファイナンス](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41WvAJR-j4L._SL160_.jpg "[新版]グロービスMBAファイナンス")
というのも、テキストの対象範囲を読み進めているものの、
どうも理解が進みません。
計算方法そのものというよりも根底にある考え方をしっかり理解しておかなければ、
実際の試験問題にどう対応してよいかわからないのでは？と思い、
日本語の参考書でもう少し補完しておこうと思いました。
あわせて、Amazonのお気に入りリストに入れたままになっていた
アル・ライズの広告に関する本を買ってしまいました。
Bond-MBAでは平久保先生のMarketingの講義、特にAir Campus上の
ディスカッションでアル・ライズについて触れられることがあります。
そのまま詳しく考え方などについて深めることがないまま受講を終えてしまったのですが、
従来型のコミュニケーションでなかなか広告の成果があげられない中、
あらためてこれら考え方に触れることで基本に立ち返りたいとの思いもありました。
今年の目標の一つに「Marketingを徹底的に勉強し直す」というのがあるのですが、
まずはこの本をスタートとしたいと思います。
日本語の参考書でもう少し知識を補足しておく必要があると考え、
「モレなく網羅している」と評判のグロービスMBAファイナンスを購入しました。
- 作者: グロービス経営大学院
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: 単行本
というのも、テキストの対象範囲を読み進めているものの、
どうも理解が進みません。
計算方法そのものというよりも根底にある考え方をしっかり理解しておかなければ、
実際の試験問題にどう対応してよいかわからないのでは？と思い、
日本語の参考書でもう少し補完しておこうと思いました。
あわせて、Amazonのお気に入りリストに入れたままになっていた
アル・ライズの広告に関する本を買ってしまいました。
- 作者: アル・ライズ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2003/02/13
- メディア: 単行本
Bond-MBAでは平久保先生のMarketingの講義、特にAir Campus上の
ディスカッションでアル・ライズについて触れられることがあります。
そのまま詳しく考え方などについて深めることがないまま受講を終えてしまったのですが、
従来型のコミュニケーションでなかなか広告の成果があげられない中、
あらためてこれら考え方に触れることで基本に立ち返りたいとの思いもありました。
今年の目標の一つに「Marketingを徹底的に勉強し直す」というのがあるのですが、
まずはこの本をスタートとしたいと思います。
仕事の効率を高めるために…、本買っちゃいました。 [読書]
今朝の日記「読書になかなか時間が割けないのが悩みの種」なんてのを
http://hatarakinagara-mba.blog.so-net.ne.jp/2011-01-27
書いといてよく言うよ、って感じかもしれませんが、
会社近くの本屋で買ってきました。欲しかった本、3冊。
まず、「モレスキン 〜伝説のノート活用術〜」
特に私自身モレスキンのノートを使っている訳ではありませんが、
覚えておきたいデータや思考プロセスなどいろいろな資料を
ノートにアナログで貼るのって、情報を整理するのに便利なのでは？
なんて思っていたので、欲しかった1冊でした。
続いて「iPad ノマド仕事術」
これはiPadを買ってから、欲しかった本です。
先日あるブログで「iPadバカ」なる本があったので、そちらが一番欲しいのですが、
ノマドスタイルの仕事術など、勉強と仕事の両立に悩む自分にとっては
モバイル機器をどう活用したおすかが死活問題です。
そんな中、もう少しiPadを有効活用したい、ということで買いました。
最後に『EVERNOTE「超」仕事術』
外出先からどうやって会社と同じ環境で仕事をするか、
また、仕事を通じて役立ったこと、MBAを通じて学んだことを
会社・自宅・外出先の全てから活用するためにはEVERNOTEは欠かせないツール
なんだんだろーな、なんて思っています。
登録したものの、何だか使い方もよくわからないままなので、
まずはこの手の本でしっかり基本から学んでみようと思って買いました。
とはいうものの、いつ読むのかわかりませんが…。
これらを読んで実際に使うことが、MBAにも仕事にも、時間をつくるためにも重要、
なんて思いながら現実逃避…。
あ、ブクログには読んでから登録しまーす！
http://hatarakinagara-mba.blog.so-net.ne.jp/2011-01-27
書いといてよく言うよ、って感じかもしれませんが、
会社近くの本屋で買ってきました。欲しかった本、3冊。
まず、「モレスキン 〜伝説のノート活用術〜」
モレスキン 「伝説のノート」活用術～記録・発想・個性を刺激する７５の使い方
- 作者: 堀 正岳
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
特に私自身モレスキンのノートを使っている訳ではありませんが、
覚えておきたいデータや思考プロセスなどいろいろな資料を
ノートにアナログで貼るのって、情報を整理するのに便利なのでは？
なんて思っていたので、欲しかった1冊でした。
続いて「iPad ノマド仕事術」
- 作者: 和久井海十
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/11/02
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
これはiPadを買ってから、欲しかった本です。
先日あるブログで「iPadバカ」なる本があったので、そちらが一番欲しいのですが、
ノマドスタイルの仕事術など、勉強と仕事の両立に悩む自分にとっては
モバイル機器をどう活用したおすかが死活問題です。
そんな中、もう少しiPadを有効活用したい、ということで買いました。
最後に『EVERNOTE「超」仕事術』
- 作者: 倉下忠憲
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
外出先からどうやって会社と同じ環境で仕事をするか、
また、仕事を通じて役立ったこと、MBAを通じて学んだことを
会社・自宅・外出先の全てから活用するためにはEVERNOTEは欠かせないツール
なんだんだろーな、なんて思っています。
登録したものの、何だか使い方もよくわからないままなので、
まずはこの手の本でしっかり基本から学んでみようと思って買いました。
とはいうものの、いつ読むのかわかりませんが…。
これらを読んで実際に使うことが、MBAにも仕事にも、時間をつくるためにも重要、
なんて思いながら現実逃避…。
あ、ブクログには読んでから登録しまーす！
