講師からの励ましmailにMBA突破への決意を新たにする

ここ数日間の日記と順序が前後しますが…。

地震以来勉強にとりかかる気持ちが起きなかった中、
以前講義でお世話になったBond大学の講師から安否確認のmailが届きました。
思いがけず驚きましたが、自身と家族の無事について伝えるとともに、
気遣ってくれたことへの御礼などを伝えました。

早速返信があり、
「大変な中ですが、残されたこのコースの数日間をしっかり頑張ってください。
　私たちの心は常に日本とともにあります。」
との趣旨での返信です。

思わず目頭が厚くなりました。
学生であり、講義を受けた者であるとはいえ、
一学生の安否を気遣ってくれるとともに、こうやって励ましてくれるとは。
地震があったことで勉強に取り組む気持ちがなかなか起きなかった中でしたが、
こうやって日本や自分を応援してくれている仲間がいることをあらためて知り、
今受講中のFM(=Financial Management）を何としてもパスして
MBAコースを卒業することが、これら友人の期待に応えることだと思いました。

いよいよBOND-MBAも最終科目、あと一週間を切りましたが、
目の前にあることを着実に積み重ねて必ず合格したいと思います。

タグ：FM MBA 地震

3/14輪番停電開始

３月14日、輪番停電が始まるというので、
普段よりも早めに家を出て、６時15分には最寄駅到着。
しかし、この時点でJRが全く動いておらず、急遽近くの私鉄駅まで歩いて移動することに。

皆思うことは同じようで、私鉄は相当混んでいる。
普通運転ばかりのようで、一駅到着するごとに沢山の人が乗降し、
すごい混みっぷりです。

何とか職場に到着するも、取引先からのmailはほとんどなし。
粛々と溜まった仕事を片付けています。
この日は９時から来客のアポイントがあったのですが、
「まさか鉄道がこんな状況なので、少し遅れるだろうなぁ」と思っていたら
取引先の営業マンがオンタイム来社。
その仕事に対する姿勢にはもともと感服していたのですが、
あらためて好感度がアップしました。

職場の人々も出社は遅れ目で全員が揃ったのは10:30をまわってから。
自宅が遠い人には出社できなかった人たちも多かったようでした。

この日の仕事は早く終わらせ、早めに帰宅。
避難用具を枕元に早めに休みました。

タグ：地震 仕事

3月13日生活必需品を買いに

12日に買い忘れたトイレットペーパーを買いに再びドラッグストアへ。
いつもの棚に行ってみるとトイレットペーパーは全て売り切れ。
どうやら前日のうちに売り切れていたようです。
前日買い物に出た際はそれほどの混雑ではありませんでしたが、
カミさんの友人によると夕方ぐらいから結構な人出だったようです。
それ以外ではティッシュペーパーが在庫なし、乾電池が少なめだったようです。

とはいうものの、トイレットペーパーが切れては困るので、
近所のコンビニへ。こちらはほとんどなくなっておらず、
まだまだ価格面で値頃感のある店から購入している証拠と
買い占めなどのパニックが起こっている訳ではないと確認。
Twitterなどからは「買い占め」なんて言葉も飛び交っていましたが、
「というよりも売り切れかな？」と自分では分析しました。

ついでに自宅の寝室に設置できていなかった火災報知機を買いにホームセンターへ。
店内のアナウンスでは、水、米、キャンプ用品、ろうそく、ランタンなどが
売り切れまたは品薄とのこと。
我が家は秋に家族でキャンプのため購入し結局使えなかったLEDランタンがあるほか、
災害用の食料はバックパックに詰めて用意していたので、
「意外に多くの人は準備していないのかな」と驚きました。
とはいっても携帯用ラジオがないことが判明。
radiko頼みを想定していた自分にとっては、
ネットの接続がままならない状況ではradikoも活躍できないと反省。
こちらは早めに購入しなければ…。

同じような話でいえば、勤め先の安否確認システムについても
携帯からのネット接続、メール受信が順調なことを前提に成立していることが
弱点だと気づいたりしました。

ということでこの日は疲れ気味の体力を回復させるために早めに休むことに。
翌日から輪番停電が始まるとのことでカミさんはTVを見ながら必死にメモをとっていましたが、
「そんなもの明日になったらネットなりにまとめて出るから。はよ休め」と
私はとっとと眠ってしまいました。ZZZ。

タグ：地震 家族

3月12日一夜明け…

地震翌日無事帰宅し、まずはほっと胸をなでおろしました。
が、睡眠時間は普段よりとっていたにも関わらず、
緊張が解けてか、強い睡魔におそわれました。

少し休んだ後、近所のドラッグストアへ。
特にパニックの様子もなく、あらためて日本人のモラルの高さに驚くとともに、
物資の充実など日本の豊かさに感謝するばかりでした。
会社から帰宅する途中も既に運行開始している新幹線を目の前にして、
あらためて「日本人ってすごいな」と誇りに似た感情を覚えずにはいられませんでした。

ドラッグストアから戻るとカミさんに地震当日の様子を確認。
娘も体験したことのない揺れに相当怖がっていたようですが、
1日明け、元気に外へ遊びに行けないのが退屈な様子で、家の中で大騒ぎでした。
近所は人影もまばらで普段よりは少し静かな一日でした。
ただ、夜は余震に備え、普段着のまま避難用品をそばに、
NHKの報道番組を確認しながら、不安を抱えながらの就寝でした。

タグ：地震 家族

3月11日地震後

おはようございます。
金曜日の地震から、正直ブログを更新する気持ちにもなかなかなれませんでしたが、
こんなときこそ、こうやって日々の出来事や想いを綴っておくことが、
必要ではないかと思い、少しずつながら書きはじめようと思います。

東北地方を中心に多くの方々がこの地震、津波によってお亡くなりになられました。
まずは心よりお悔やみ申し上げたいと思います。

3月11日（金）は、職場で仕事をしていました。
役所での事務手続きを予定していたこともあり、この日は午後帰宅予定でしたが、
溜まった仕事もあり、ビルを出るのが遅めになりイライラ…。
結果としてはこのことがエレベーター閉じ込めや交通機関内での地震遭遇につながらず
吉と出たのかもしれません。
わずかな揺れとともに初めて耳にする緊急地震速報から大きな地震が来ることを知りました。
数十秒後、大きく揺れ始め、「これは大きな地震だ」と気づきました。
揺れる書棚ときしむ建物の音に驚きながらも、不思議なくらい心が落ち着いていました。
自分の中で全く根拠なく腹がくくられたのかもしれません。
一旦落ち着いた後、二度目の揺れが。この直前の緊急地震速報で少し恐怖を感じました。

揺れが落ち着いた後、安否確認。
まずは懐妊中のカミさんと娘の安否。そして職場全体での安否確認。
家族はひとまず無事でしたが、家族のことを考えれば、
一刻も早く帰宅したい衝動に駆られました。

取引先との様々な〆切ものについては一旦月曜日まで延期の指示を。
こちらが早く決断しなければ先方も動けません。

無理に帰宅するよりもビル内の方が安全ということもありましたが、
運動靴を買ってでも、いや革靴のままでも帰宅したい思いが強く、焦りましたが、
この日は帰宅できず、ビルで待機し、床に横になって眠りました。

翌日帰宅。JR線が動き始めるも、職場の最寄駅はものすごい混雑。
道々で街の状況を確かめながら帰宅方法をあらためて考えます。
自宅とmailで連絡を取りながら無事帰宅。
思わず娘を抱きしめました。

タグ：東日本震災 地震 家族 危機管理